人材確保と正社員制度の関わり

短時間勤務の正社員制度

2014-12-02 16:53:01クリニック, 東京Tag:

東京にあるクリニックの求人では、看護師が働きやすくするための措置として短時間正社員制度を導入しており、育児との両立を図りたい方にとっては働きやすい職場となっています。一昔前ならば、育児に専念するのならば退職する道を選ぶ方が多かったのですが、この制度があることによって、子供が居ながらにして仕事を辞めずに済むのが良いところだと思います。子育てがゆっくり自分の家でできることで、子供とのコミュニケーションが多く取れるようになり、日々我が子の育つ姿を見ながらの育児はさぞ楽しいのだろうかと思うのです。このような家族の愛を深める取り組みが社会でより多く導入していくべきであり、男女に関係なく育児に参加できる社会を作り上げていくことで、子供が心身ともに健全に育つことができると思うのです。

現代の社会は、核家族化が進んでいることから、どうしても家族でそろって食事をとる機会に恵まれずに、親子それぞれが個食になりがちです。本来、子供とは親との関わりの中で成長していくことが望ましいのですが、親の共働きや子供の塾通いなどが重なることによって、どうしても親子のすれ違いが生じてしまいます。親子ともども自分のことだけで精一杯で家族でありながらコミュニケーションがままならず、ただ毎日を忙しく生きていくことに意識を傾けているようにも感じてくるのです。そのため、親が子供とのコミュニケーションを密にするため、育児の時だけに限らず、短時間正社員制度の活用によって、またにでも子供と一緒にいられる時間を多めにとれるような取り組みが不可欠になってくると思うのです。子供とは親の背中を見て育つものであることから、親が子供である自分へとちゃんと向き合って話すことで、子供が自分のことに関心を持ってくれることに対して嬉しい気持ちになってくるはずなのです。

逆に、親が子供に関心を向けていないと、子供が親の関心を引くためにあえて非行に走ったりするなどして、親に怒られることは分かっていても自分を一番に見てほしいという気持ちが先立ち、非行がどんどんエスカレートしていくことになるのです。そのため、親が自分に向き合ってくれるまで非行を続けていくことがうかがえてきて、親が子供のSOSを察知しない限り親子の関係が悪化していくという悪循環を繰り返していくことになるのです。子供が成長していく過程において、どうしても反抗期と呼ばれるものと向き合わなければならない親御さんの心労は致し方ありませんが、その時期だからこそ子供の気持ちを汲み取る歩み寄りが大切となるのです。